現場で自ら手を動かす開発だから、「一から私が作りました」と胸を張って言えます。

西口 貴大技術部│2015年入社

  • 院卒入社
  • 技術開発

「打っていて気持ち良いガット」を数値化する

今、私はテニスのガットに使われるモノフィラメントの開発を行っています。ターゲットは学生などライトユーザー。お客様であるラケットメーカーの競合製品をベンチマークし、より市場優位性の高い製品を目指しています。メーカーの要望に合わせ、材料の配合や、製造する時の糸の引っ張り方、熱のかけ方などを変え何度も試作。試作の糸ができるとラケットに張り、メーカーが評価を行います。評価するのは国内プロ選手5~10名。ボールの反発性や打った時の感じ方は、個人の好みも大いに影響します。主観を数値に落とし込んだ上で、製品の狙いをどこに置くのか決めることが難しいけれど、面白いところでもあります。

長期的な開発なので、残業は少なめ

当社が作るのは最終製品ではなく半製品。ガットの場合、当社が納品した試作モノフィラメントがお客様側でラケットに加工され、選手が評価するという流れになるため、試作から評価まで少なくとも1ヶ月はかかります。試作も何度かのフィードバックを受けるため、一つの製品の開発期間は1年くらい。直近に上市したガットの開発にはまる2年を費やしました。開発期間は比較的長いほうだと思います。突発的な仕事が発生することもないため、残業も月20~30時間程度。自分のペースで開発できるので、環境には恵まれていると思います。

西口 貴大
西口 貴大Nishiguchi Takahiro 三重県出身。信州大学 繊維学部 大学院修了。今後携わってみたいジャンルは、主幹事業であるブリッスルと織物用モノフィラメント。

考えたことを自分の手で形にできる喜び

当社では試作の段階から本番の設備を使いますから、技術開発の社員も工場で実際に手を動かしています。私はそれほど筋肉がある方ではないので、原料のチップを設備に投入する際などは力作業もあり結構大変です。それでも、実験室にこもってビーカーサイズの試作をするだけでは味わえない、一からモノづくりをしている実感があります。私は繊維学部出身ですが、学部や大学院で学んだことと実際の仕事では隔たりがあります。逆に言えば、理系出身で一から勉強する姿勢があれば、誰にでもチャンスはあります。少量多品種生産で幅広いテーマがあることも魅力だと思います。

西口 貴大
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